時計購入事始①

ある初夏の日、

突然やってきた業界最大手企業との取引にあたって担当者となり、

多忙な業務&強いプレッシャーにさらされていました。

元来仕事に大きな情熱を傾けることの無い私には大変な日々でありました。

 

そんなある時、

「これが一息ついたら何かしらご褒美を自分に与えてもいいじゃない?」

とふと思いました。

 

しかし、そもそもファッションとか車とかスポーツとかに興味は無く、

主にお金を使うのは書籍代か酒代か食費位しか無かった私にはそこそこの貯金がありました。

とはいえ独身では無いため小遣いの中での貯蓄という微々たるものとなります。

 

そんな私ですが、そう思う数か月前から、ふとしたことで酒を止めたことも一つのきっかけとして何かしら良い物を自分に与えるのもいいだろうと思ったのです。

変な話、金しか残ってないのです。

 

しかし、何を買って良いのかまるで分りません。

 

色々と考えていると、ふと「腕時計」を思いつきました。

腕時計は昔欲しかったけど高くて買えなかったものもありますし、

幼いころ好きだったこともあり、

なんとなく心のどこかでほんの少しですが関心を持っていました。

 

ネットで色々と検索して見ていたら良い時計が目につきました。

IWC ポルトギーゼ 7DAYS

f:id:wasuretakoroni:20200619102854j:plain

格好良くないですか?

デザインも上品だし、青いリーフ針がとても美しいんです。

 

これ欲しい!!

 

と一目惚れしましたが、140万円もするので、勿論買えません。

買うとしても数年後ですね。

 

今回は諦めます。 

というか諦めるしかありません。

 

次に探したのはアマゾンです。

アマゾンで色々と検索しているうちに出てきたのが、シチズンアテッサでした。

 

ちなみにネットで「腕時計 40代」「腕時計 50代」で調べると、出てくるのは想像をはるかに超えた高いものばかり。

スイスの高級腕時計で100万円~200万円もする時計なんて普通のサラリーマン買うの?

なんでこんな非現実的なものを紹介するの!?

とそういうホームページを見るたび憤りを隠せませんでした。

 

<つづく>