時計購入事始⑤ アストロンとの出会い

シチズンのCC4004-58Eの購入をやめてからオシアナスやアストロンについて調べ始めました。

オシアナスは薄く軽くデザインも良いんですけど、少し若い気がします。

もうすぐしたら50になる私には合わないように思いました。

あと、カスタマーセンターの対応が悪いとの書き込みも目立ち、それも判断材料の一つになりました。

アストロンはデカイ、分厚いといろんな書き込みがありましたが、5Xシリーズだとそうでもなさそうです。8Xシリーズはデザインが好みでは無かったので、アストロンは無いなと思ってましたが、5Xシリーズのデザインはドストライクでした。

特に人気モデルのSBXC003はなかなか良いではありませんか!

 

しかし、ここで頭を持ち上げたのは私の天邪鬼なところで、人気モデルなだけに他の人とかぶってしまうのが嫌だ、あと、スポーティなのが気になるという点でした。

基本的に仕事でつけるのでできればベゼルがごちゃごちゃしていなくて、クロノグラフみたいな小さい窓が付いている賑やかなのが理想でした。

なので、SBXC003は無いなと判断。

 

中々上手くいかないものだなぁ、と年末年始自宅でゴロゴロしながらYouTubeを見てると、海外の人が見慣れないアストロンを紹介してました。

それがSBXC021です。ベゼルが細くとてもシンプルに見えますが、ダイアルはSBXC003と同じ。チタンでは無くステンレスですが、体が大きい私には気になる重さではありません。

ネットで調べてみるとあまり人気はなさそうです。

これだ!と思ってすぐにビックカメラに行きました。

 

 

時計購入事始④ 疑問

買う時計が決まり、仕事にも励みが出ましたが、ここから私のオタク気質が出てきます。色々調べ始めるのです。時計の世界って本当に奥が深い。とはいえ、この時は機械式には全く関心ありません。

 

色々調べていくと一目惚れした商品に気になる事がいくつか出てきました。

 

一つ、分厚いこと。

このCC4004-58Eは厚さが15.1mmあります。

私が持っているセイコーは9.5mm位。

この差はやはり気になりました。

試着してみたらやはり少しワイシャツの袖口に引っかかりを感じます。

でも、使っていれば慣れますよ、という店員さんの声を信じようと思いました。

”惚れた女に悪い女はいない”的な思い込みです。

 

二つ目、CITIZENのロゴがシールプリントで貼られていること。

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赤で囲ってあるところです。

定価253,000円もする、しかも、フラッグシップモデルにこれってどうよ?

と非常に疑問に思いました。

店員さんに聞いてみても嫌なところを突かれたようで、

「これはデザイン上の……」と逃げ腰で要領得ません。

私の持っているセイコーの10分の1以下の価格ものでも一枚のプレートをくり抜いたものとなってます。

なぜこんなところで手を抜いたのか?とても残念でなりません。

何かしら理由はあるんでしょうが、残念です。

 

三つ目、時針と分針がチャチく感じたこと。

時針と分針の蛍光塗料でないところがシルバーなのですが、なんというか銀紙を貼り付けたようなものに感じました。違和感としてはそれ程のものではありませんが、やはり気になります。

 

四つ目、値段がよく変わること。

気になってからは、ほぼ毎日ビックカメラヨドバシカメラのサイトをチェックしてましたが、当時193,400円の販売価格でした。確か私が一番最初にビックカメラで見た時は17万円後半だったと思います。

あのときに買っておけば良かったかな?と思ってましたが、ある時176,000円になってました。

それに気づいたのはもう23時だったので、明日買おう!と決めて朝にサイトをチェックしたら、元の値段に戻ってました。

ガッカリしました。

 

チャンス逃したな〜、と思ってましたが、これ程コロコロ変わる値段て何?という疑問が湧いてきます。

ヨドバシとビックの店員さんに聞いてみたらどちらも、アマゾンの価格によって変わってます、とのこと。

アマゾンがプライスリーダーシップを握ってることに驚きました!

ビックもヨドバシもそこと戦うことなく追随するだけなんてなんか残念ですね。

因みに194,300円売価の時に中国人の店員さんに、前は176,000円だったんですよね、と言ってみたら、買うならその値段にするよ!と言われました。

こういうのって言わないと損するんだな、

と思いながらやっぱり「シチズンの値段って何?」とも思いました。

セイコーは値動きがほぼ無かったからです。

この時、CC4004-58Eの購入は見送ることにしました。

 

時計購入事始③ アテッサのフラッグシップモデルとの出会い

多忙な時期の中、癒しの時間として合間を見ながらネットで時計を探してました。

スイス製は高いのでパス。

ていうか、やっぱり国産だよね、という気持ちでした。

機械式は手間かかるみたいなのでパス(この時点で機械式とクオーツの違いは良く分かってません)。

結果、手間がかからないソーラーで常に時間が正確な電波時計というものに行き着きました。

というより、気に入った時計がそれだったのです。

気に入った時計とはシチズンアテッサのCC4004-58E。

この時計です。

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どうですか?カッコよくないですか?

一目惚れしました。

とりかかってる仕事が終われば、これを買おう!と思って時々ビックカメラヨドバシカメラに行ったりして見てました。

今思えば、この時買っておけば時計沼にはまらなかったように思います。

 

時計購入事始②

実は時計購入を決めた時は既にセイコーの時計をしてました。

 

私も20年前は普通にそこそこの若者であり、

当時から携帯があれば時計は必要ないし、

街中にも時計は溢れているので腕時計の必要性は感じることは殆どありませんでした。

 

当時はブラックな企業に勤めていて時間に追われる生活をしていたこともありましたが、一分一秒に追われる生活はしていませんでしたし。

 しかし、お客さんと商談しているときに時間が気になる時がごく稀にあり、その頻度が年々増してきました。

勿論商談中に携帯やスマホを一々見るわけにいかなかったので、腕時計を買おうと思って買った時計です。

 

その時も職場近くのビックカメラに行ってみると10万とか20万とかの時計がズラリと並んでますが、とてもとてもそんな時計を買う気にならず、確か1万7千円の時計を購入しました。

買ってみてからソーラー電池の時計と気づきました。

文字盤にsolarと書いてましたから。

腕時計でソーラー電池ってこの時計最新技術なんだな、と得した気分でした。

 

しかし、実はこの時本当に欲しい時計が別にあったのです。

それはオシアナスのもので、宇宙から見た地球をイメージした時計で限定2000本(だったかな?)のもので25万円しました。

25万円といえば今も昔も私にとって大金ですし、

私はそんな大金を使うことに慣れてませんし、

時計に大金はたく価値を認めてなかったのですが、

とても美しく格好いい時計だったのでかなり悩みました。

 

が、結局購入は見送りました。

ただ、この時の経験から今でもオシアナスには憧れがあります。

 

そんな経緯で安くてデザインも好みなセイコースピリッツを買いましたが、

この時計を約7年使います。

ソーラー時計なので未だに電池交換無しで動いてます。

当時、精度という概念が私にはありませんでしたが、最近その概念を知り試しに測ってみたら月差+4秒という素晴らしいものでした。

良い時計に巡り合えて感謝してます。

 

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2013年に購入したものです。

結構気に入ってます。

今でも動いてます。

時計購入事始①

ある初夏の日、

突然やってきた業界最大手企業との取引にあたって担当者となり、

多忙な業務&強いプレッシャーにさらされていました。

元来仕事に大きな情熱を傾けることの無い私には大変な日々でありました。

 

そんなある時、

「これが一息ついたら何かしらご褒美を自分に与えてもいいじゃない?」

とふと思いました。

 

しかし、そもそもファッションとか車とかスポーツとかに興味は無く、

主にお金を使うのは書籍代か酒代か食費位しか無かった私にはそこそこの貯金がありました。

とはいえ独身では無いため小遣いの中での貯蓄という微々たるものとなります。

 

そんな私ですが、そう思う数か月前から、ふとしたことで酒を止めたことも一つのきっかけとして何かしら良い物を自分に与えるのもいいだろうと思ったのです。

変な話、金しか残ってないのです。

 

しかし、何を買って良いのかまるで分りません。

 

色々と考えていると、ふと「腕時計」を思いつきました。

腕時計は昔欲しかったけど高くて買えなかったものもありますし、

幼いころ好きだったこともあり、

なんとなく心のどこかでほんの少しですが関心を持っていました。

 

ネットで色々と検索して見ていたら良い時計が目につきました。

IWC ポルトギーゼ 7DAYS

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格好良くないですか?

デザインも上品だし、青いリーフ針がとても美しいんです。

 

これ欲しい!!

 

と一目惚れしましたが、140万円もするので、勿論買えません。

買うとしても数年後ですね。

 

今回は諦めます。 

というか諦めるしかありません。

 

次に探したのはアマゾンです。

アマゾンで色々と検索しているうちに出てきたのが、シチズンアテッサでした。

 

ちなみにネットで「腕時計 40代」「腕時計 50代」で調べると、出てくるのは想像をはるかに超えた高いものばかり。

スイスの高級腕時計で100万円~200万円もする時計なんて普通のサラリーマン買うの?

なんでこんな非現実的なものを紹介するの!?

とそういうホームページを見るたび憤りを隠せませんでした。

 

<つづく>